①痛みやしびれがある場合「虚/実」の見分け②指圧後の不調とは③体を動かせない人への足つぼ効果

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■①痛みやしびれがある場合、慌てずに状態を確認することが重要です。

痛みやしびれの出ている箇所を確認し、どのような動きをすると痛みやしびれが出ているかを観察します。

首にしびれや痛みを感じる場合、「筋肉の疲労」が原因となっていることが多いです。

肩の痛みやしびれがある場合、加齢やオーバーユースによって、肩の筋肉や関節などに炎症が起こった状態となり、腕を上下に動かすと痛みがでたり、就寝時に脈打つような痛みで寝れない方も多くいらっしゃいます。

人によって、痛み・しびれの箇所は様々ですので「虚/実」の状態を見分けることは重要となります。

■②誤った施術によって生じる筋肉の炎症等の不調と体が正常な状態へ戻る際に生じる一時的な不調がございます。

施術者に強くツボを押されてしまい翌日さらに凝りがひどくなったなど、筋肉を傷つけてしまうため、その周辺が炎症となって現れます。具体的には、「施術した箇所に痛みがある」「施術した周辺の凝りがひどい」「頭痛や吐き気がする」など。

一方で、体が正常な状態へ戻る際に生じる一時的な不調は血液やリンパの流れがよくなり、これまで滞っていた毒素や老廃物が排出に向けて体中を巡ることで、不調として現れます。ピンポイントに症状が現れるのではなく、体全体に発生します。

そのため、症状は施術した場所ではなく、体のだるさやかゆみ、火照りなど全身に現れる傾向がありますが、通常2〜3日経過すると体が正常に戻ります。

誤った施術で周辺が痛む場合には、まず患部を十分に冷やしましょう。冷やし方としては、破れにくいビニール袋に氷や水を入れて、タオルで包み、揉み返しが発生している患部に5〜10分ほどあてます。患部を冷やす間、患部の感覚がわからなくなってしまった場合には、すぐにアイシングをやめてください。痛みを確かめながら、「冷やす→止める」を繰り返します。アイシングの注意点としては、ビニール袋を直接肌にあてないでください。

■③体が動かせない方に対しての足ツボ刺激の効果も可能です。

特に足裏は“体の調子を映し出す鏡”ですので、足裏をほぐす基本のケアから、肩や首の凝り、頑固な脚のむくみなど、老廃物の排出を促進させると良いでしょう。

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