アーユルヴェーダ カパ バランス過剰 鍋料理 スープ シチュー

1、テキストに、皮膚の痒みや乾燥はカパのバランス過剰が原因とありますが、なぜ「乾燥」なのにカパなのでしょうか。
アーユルヴェーダでは、皮膚の痒みや乾燥はVata Dosha、Pitta Dosha、Kapha Doshaのいずれか、またはそれらの組み合わせによって引き起こされると考えられています。ただし、Kapha Doshaが過剰になると、皮膚の乾燥や痒みの原因となることがあります。
これは、Kapha Doshaが主に水分や油分を制御するためで、過剰になると皮膚の表面に過剰な油分や水分が残り、その結果、皮膚が乾燥してかゆみを引き起こす可能性があります。また、Kapha Doshaは代謝や消化にも関与しており、過剰になると代謝が低下し、皮膚の健康に必要な栄養素や水分が不足することもあります。
つまり、皮膚の乾燥や痒みはKapha Doshaの過剰によって引き起こされる可能性があるため、アーユルヴェーダではKaphaバランスの調整が必要とされます。
2、カパを鎮めるための食事として鍋料理やスープ、シチューと書かれていますが、これらの水分の多い食事はカパには厳禁と書かれているのですが…(同テキストp 26)
Kaphaを鎮めるための食事としては、水分の少ない、温かく軽い食事が推奨されます。一方で、鍋料理やスープ、シチューは水分が多く含まれる食事です。これらの食事がKaphaに良いとされる理由は、食材やスパイスによる効果にあります。
例えば、鍋料理やスープ、シチューには、生姜、クミン、コリアンダー、カルダモンなどのスパイスが多く使われます。これらのスパイスには、体内の不要な水分を排出する作用があり、消化を促進し、代謝を改善する効果があります。また、スパイスに含まれる揮発性オイルは、体内の余分な水分を吸収する性質を持っているため、Kaphaを鎮めるのに役立ちます。
接種する際の注意点としては、鍋料理やスープ、シチューには、野菜や肉、魚などの具材が含まれるため、炭水化物や脂質の摂取量が多くなる場合があります。このため、食事のバランスを考えることが重要です。過剰に水分を摂りすぎると、Kaphaのバランスが崩れ、消化不良や体重増加などの問題を引き起こす可能性があります。したがって、鍋料理やスープ、シチューを食べる場合は、適量にとどめ、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。

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