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犬は歯が抜けて生え替わる3週齢ごろから6~8か月齢ごろまでは、噛みつき欲求が強くなるといわれます。 さまざまなものに対して噛みつきたいという犬の本能であり、この時期に何かを噛むと、その後も同じようなものを噛む習慣がつきやすくなります。
飼い主さんの手への甘噛みをそのままにしていると、「手は噛んでもいいもの」と犬が錯覚してしまいます。手を甘噛みされたら噛み続けられないよう、すぐに無言で後ろに隠してください。手をすぐに出すとまた甘噛みされることがありますので、犬が落ち着くまで手は引っ込めたままにしておきましょう。「噛んだらかまってもらえなくなる」ということが犬に伝わり、甘噛みをしなくなります。
人の足に噛みつく場合には足を椅子の上に上げる、無視がわかりやすいように部屋からいなくなるなども効果的です。
無視には時間も関係します。
犬がしつけを覚えるスピードは、個人差があります。 うまくいかない時も、二人三脚で根気よく学習させましょう。