猫の飼育 ①室温・湿度②室内の明るさ③換気について

A

①猫にとっての適温は20~28℃、湿度は50~60%が最適だといわれています。

特に気を付けてほしいのが湿度で、猫は暑さには強い動物ですが湿度が高すぎると体温がうまく下げられず、体調を崩す原因となります。

■エアコンの活用方法 夏の場合

夏にエアコンを使って猫のために室温を適温に保つためにいくつかの注意点があります。まず一つ目は、部屋が冷えすぎないようにすることです。猫はもともと暑さには強い動物のため、ヒトが「やや暑い」と感じる室温がちょうどいいと感じます。

そのためエアコンの設定温度は28℃くらいがベストです。あまり低い室温にならないために、湿度を取り除くだけのドライ運転を有効活用するのがおすすめです。

■エアコンの活用方法 冬の場合

猫は寒さが苦手と感じる動物なので、冬は特に対策をしてあげる必要があります。室温は21~28℃くらいに保つようにして、暑くなりすぎたら自分で部屋を移動できるようにしてあげましょう。エアコンを使いすぎると乾燥してしまいますので、対策として加湿器を用意してあげるとベストです。猫は乾燥すると脱水症状を引き起こすこともありますので、乾燥対策はしっかりと行うと同時に、部屋を暖め過ぎて暑いと感じないようにしてあげましょうね。またエアコンの他にファンヒーターやハロゲンヒーターを使って部屋を暖めるときも注意が必要です。大変便利なヒーターですが、暖かいところが大好きな猫ちゃんはヒーターのすぐ前で寝てしまうことがあります。そうなると気づかないうちに低温火傷をする可能性もありますので、注意をしてあげるようにしましょう。

②猫は暗い場所が安心して過ごせます。光がまったくない暗室のような部屋だと、さすがの猫も何も見えませんが、スマホの充電ライトが付いていたり、時計が弱く光っていたり何か光が点灯していることがあると思いますが、そのくらいの弱い光でも猫にとっては十分ですので夜、猫のために豆電球や間接照明を付けておく気遣いはしなくても大丈夫です。

③人間同様、もしくはそれ以上にペットは空気に敏感と言えます。体高が低く、頭や体が床に近いため、換気や湿度の環境が良くないと、その影響をまともに受けてしまいます。また、換気が悪いとペットの臭いが部屋にこもるため、飼い主にとっても良い住環境とは言えなくなってしまいます。飼い主もペットもみんなが健康で快適に暮らすために、空気環境は非常に重要な問題であると言えます。人間と同じように空気清浄機を使用するのもひとつの手ですのでご使用いただいて大丈夫です。

 

関連記事

  1. ブリーダー ネコ,猫,ねこ,イカ

  2. 先天性疾患

  3. ①先天性疾患とは ②ケンネルコフは猫にもうつる?

  4. ブリーダー トイプードル ブラック×レッド ブラック×ブラック

  5. 交配について