①シャンプーの注意点②なりやすい病気

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①シャンプーの注意点

皮脂を浮かせる成分には界面活性剤とクレンジング剤があります。

いずれも皮脂を効率的に浮かせる効果がありますが、界面活性剤やクレンジング剤の種類や使用頻度によっては、必要な皮脂まで落としてしまい皮膚に悪い影響が出ることもあるため注意しましょう。

 

②■犬がかかりやすい代表的な病気

・僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜん)

心臓内部の弁に異常が生じる僧帽弁閉鎖不全症は、中年齢~高齢の犬に大変多い病気です。早期に発見し適切な治療を行うことで大きく余命を延ばすことができますが、日常生活でその初期症状に気づくことは難しいため、定期的な健診がとても大切です。

犬の皮膚の厚さは人間の1/3程度といわれており、一生懸命汚れを落とそうと力を入れて洗うことで皮膚を傷つける恐れがあるので、優しく洗うことが大切です。

・皮膚の疾患(外耳炎・アトピー性皮膚炎)

犬は皮膚の弱い動物で、外耳炎に代表される皮膚病はよく起こります。細菌やカビなどが原因の感染性皮膚炎以外にも、診断が難しいアトピーやホルモン異常による皮膚炎も多く、適切な検査や長期的な治療が必要となることもあります。

・消化器系の疾患

消化器系の病気は、犬が多く患う病気です。幼少期は異物の誤食(おもちゃなどを食べてしまう)、中年齢以降では胆嚢疾患や膵炎、高齢になると慢性的な難治性腸炎などが多く、嘔吐や下痢、脱水や栄養不良などの症状が表れます。

・歯周病

犬が虫歯(う歯)になることはほとんどありませんが、歯周病の発生はとても多く、3歳以上の犬の80%が歯周病だと言われています。細菌により歯が汚れ、口臭が強くなることが特徴で、悪化すると食欲不振や顎の骨折等が起こります。

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