心理 うつ病,起。起立性調節障害,社会生活技能訓練,漢方薬

【ファイル名】
心理テキスト01P16ほか(前半)

【質問内容】
質問①
「うつ病」として「午前中は気分が落ち込んで、夕方から徐々に気分が戻ってくる」とありますが、
P135行目の朝起きることができず、午後まで調子が上がらない「起立性調節障害」の違いが分かりかねます。質問② 「病名を告知する」とのところで、非常に大切な項目だと思いますが、主治医に変わってカウンセラーが告知する時は、主治医からの依頼ですか?
また心理カウンセラー自らクライアントの症状を把握して病名告知できるのですか?

質問③ 「支持的精神療法」「来談者中心療法」「洞察療法」 「芸術療法」「認知行動療法」はテキストを基にカウンセラーオリジナルの進め方で内部治療として出来るのですか?
マニュアルがあるんですかね?

【回答】
質問①
うつ病は、気分が持続的に低下し、日常生活に支障をきたす精神障害です。
特徴的な症状として、「午前中は気分が落ち込んで、夕方から徐々に気分が戻ってくる」という日内変動があります。

これは、うつ病の患者が一日の中で気分の変動を感じることが多いためです。

起立性調節障害は、特に思春期の子供に多く見られる自律神経系の障害です。
朝起きることが難しく、午後まで調子が上がらないという特徴があります。

これは、起立性調節がうまくいかないため、血圧の調整が困難となり、朝起きたときに体がうまく機能しないためです。
主に身体的な症状が強く出る点が、うつ病とは異なります。
両者の違いは、うつ病は主に精神的な症状が中心であるのに対し、起立性調節障害は自律神経系の問題により身体的な症状が強く現れる点です。質問②
一般的には、病名の告知は主治医が行います。

これは、病名の告知が非常に専門的かつ慎重な対応が求められるためです。
クライアントがカウンセラーに対して強い信頼関係を持っている場合、主治医との連携のもとで告知のサポートを行うことがあります。質問③
各療法には基本的なガイドラインやマニュアルがあります。
これらは、療法を効果的に行うための基本的な指針として使用されます。
基本的な技法やガイドラインを尊重しつつ、クライアントの個別の状況に応じて柔軟に対応することが求められます。

【ファイル名】
心理テキスト01P16ほか(後半)
【質問内容】
質問①
「社会生活技能訓練」は専門の資格取得の方で訓練を進めていかれるのですか?
心理カウンセラーでも訓練を進めていけるのですか?質問②
「漢方」で副作用が現れるため、医師との相談が必須とありますが、薬物と同様に漢方も医師が処方されるのでしょうか?

それとも他の方でもすすめられますか?

【回答】
質問①
社会生活技能訓練は、特定のトレーニングや資格を持つ専門家が実施することが推奨されます。
心理カウンセラーは、クライアントの社会生活技能向上を支援する一環として、社会生活技能訓練の一部を取り入れることが可能です。質問②
漢方薬は、医師が処方することが一般的です。

特に、漢方の専門医や内科医が診断と処方を行います。
一部の漢方薬は、薬剤師や漢方薬店の専門家からも推薦されることがあります。
ただし、これらは医師の処方とは異なり、自己責任での使用となります。

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