ヨーグルト カスピ海

ヨーグルト講座完全攻略テキスト01
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◆質問内容: カスピ海ヨーグルトのクレモリス菌FC株は、EPSを生産すると書かれています。
これは、R-1均と同じ働きをするという理解で良いでしょうか?
最近、明治乳業はR-1theゴールドという商品を発売しました。
R-1菌が2倍となっています、EPSの生産量も2倍になるのでしょうか?
EPSの量が2倍になると、免疫活性効果も2倍になるのでしょうか?

 

カスピ海ヨーグルトのクレモリス菌 FC株とR-1菌(ラクトバチルス ファーケイ R-1株)は、別々の菌株であり、微生物の種類が異なります。
したがって、それらは異なる働きや効果を持っています。 EPS(Exopolysaccharides)は、微生物が生産する多糖類の一種で、一部の乳酸菌はこれを生成します。EPSは、ヨーグルトなどの発酵乳製品において、テクスチャーや粘りを与える役割を果たすことがありますが、免疫活性効果については直接的には関連しているとは言い切れません。
R-1菌は、日本の明治乳業が開発した特定のラクトバチルス株で、免疫機能に関する研究が進められています。R-1菌が2倍に増えるとEPSの生産量も2倍になるかどうかについては、具体的なデータや研究結果が必要です。同様に、EPSの量が2倍になると免疫活性効果も2倍になるかどうかについても詳細な研究が必要です。 免疫活性効果は、複雑な生体反応に影響を及ぼすため、一つの要素だけで決まるものではありません。免疫活性効果を持つ食品やサプリメントには、さまざまな要素が含まれることが一般的であり、それらの成分が相互作用して効果を発揮することが考えられます。
したがって、具体的な商品に関する詳細な研究データがない限り、菌株の数量とEPSの量が直接的に免疫活性効果にどのように影響するかを断定することは難しいです。

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