リンパケア 咽頭後/胸筋リンパ節の箇所、リンパを流す方向・力加減

リンパケア【質問内容】

①テキスト11ページ: 咽頭後リンパ節は、どこのことですか?
②テキスト12/13ページ: 胸筋リンパ節の場所はどこですか?
③ テキスト32ページ:リンパの流す方向は決まっていますか?
④テキスト33ページ: 足指の骨に沿いながら足首に向けてリンパを流す際、足指の骨に沿いながら足首
に向けての流し方を教えてください。
⑤ テキスト35ページ:お腹のリンパケアのやり方と力の入れ具合について教えてください。

【回答】

① 咽頭後リンパ節(いんとうごリンパせつ)は、喉の後ろに位置するリンパ節のこ
とです。咽頭後リンパ節は、喉や鼻、口腔などの頭頸部のリンパ液を集める役割を持
ち、身体の免疫系において重要な役割を果たしています。

② 胸筋リンパ節(きょうきんリンパせつ)は、胸筋の周辺に位置するリンパ節のこ
とです。具体的な位置は、胸骨の下部、胸筋の内側、脇の下などに存在します。胸筋
リンパ節は、乳房や胸部のリンパ液を集める役割を担っています。

③ リンパの流れは、一般的に末梢から体幹に向かって流れる方向を持っています。
リンパ液は細胞や老廃物を運ぶ役割を持ち、リンパ節を通過してフィルタリングされ
た後、体幹の大きなリンパ節に向かって流れます。

④ 足指の骨に沿って足首に向けてリンパを流す方法は、以下の手順で行うことが一
般的です。

足指の付け根から足首に向かって、やさしくリンパをなぞるようになでます。
足指の間や足首周辺のリンパ節にも注意しながら、徐々に圧を加えながらなでます。
足首までリンパを流した後は、軽く揉むようにしてリンパの流れを促します。

⑤ お腹のリンパケアについて、以下の手順と力の入れ具合をご説明します。

手順:

心地よい姿勢をとり、リラックスして行います。
手の平を使って、おへその周りから下腹部に向かってなでるようになじませます。優
しく滑らせるイメージで行ってください。
下腹部から骨盤の上部に向かって、時計回りに円を描くようになでます。この時、お
へその周りは軽く触れる程度で十分です。
両手を使って、骨盤の上部から左右に沿ってリンパをなぞるようになでます。ゆっく
りと行い、力を均等に分散させましょう。
上腹部から下腹部に向かって、リンパを促進するために軽く押圧しながらなでます。
ただし、強い力を加えることは避けてください。
力の入れ具合:
リンパケアでは、力を強く入れすぎないことが重要です。適度な刺激を与えることで
リンパの流れを促進しますが、強い圧力や無理な摩擦は避けましょう。
手のひら全体を使ってなでることで、力を均等に分散させ、皮膚を引っ張らないよう
にしましょう。力の入れ具合は、自分自身の感じ方や快適さに合わせて微調整してく
ださい。

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