【ファイル名】
九星気学_模擬試験_第5回
【質問内容】
6/18の回答では定位対冲について以下の連絡をいただいています。
その年の九星盤において、それぞれの九星が本来の定位置(先天定位盤)の真向かいに位置している場合に、その方位が定位対冲となります。
質問①
模擬試験 5回目の本命星:一白水星の定位対冲ですが、一白水星は定位盤では「北」なので、向かい側の「南」が定位対冲かと思ったのですが、解答を確認すると七赤金星「東」に色が塗られています。
質問②本命星:二黒土星の定位対冲も同じ考え方をしたのですが、解答を確認すると三碧木星「西」に色が塗られています。
定位盤では二黒土星は「西南」なので向かい側の「東北」が定位対冲だと考えました。
正しい考え方を教えていただけますでしょうか。
【回答】
先天定位盤における「定位対冲」は、後天定位盤のように単純に方位が正反対であるという関係ではなく、先天八卦の配置や九星それぞれの五行・陰陽の性質をもとにして設定された“意味的な対立関係”になります。
たとえば、一白水星は定位が「北」なので、方位的に見れば「南(九紫火星)」が対冲のように思えますが、先天定位盤では「七赤金星(東)」が対冲とされています。同様に、二黒土星(南西)も、地理的には「北東(八白)」が向かいですが、定位対冲としては「三碧木星(西)」が対応しています。
このように、定位対冲とは方位の対極ではなく、八卦や五行的な関係性、精神的・性質的な衝突を重視した配置であり、星同士の深い相関性を示すものとされています。