子ども心理 エリクソン,分離不安型

【ファイル名】
子ども心理テキスト01P49

【質問内容】
質問①
実際にカウンセラーとして相談を受けたと仮定して、
エリクソンの心理社会的発達理論において、たとえば学童期の子が、
幼児後期、幼児前期の課題が達成されていないと感じた時、前段階の発達課題についてのアドバイスをするとよいのでしょうか?

質問②
分離不安型の子に対して、どのような対応があるのでしょうか?
たとえば、母親と一緒に登校して、母が帰るときに泣き叫ぶ子に対して・・

質問③
専門機関の例をいくつか教えてください。

【回答】
質問①
学童期の子どもが前段階の課題を達成していない場合、
前段階の課題を意識しながら、子どもの現在の学童期の課題も並行して支援することが重要です。

質問②
分離不安型の子どもに対する対応策には以下のようなものがあります。

段階的な分離:
子どもが安心できる環境で、徐々に分離の時間を長くしていく。
最初は母親が教室の近くにいる、次に教室の外にいるなど、段階を踏むことが効果的です。

ポジティブな強化:
学校での成功体験や楽しいことを強調し、学校に対するポジティブなイメージを育てる。
帰宅後に楽しい活動を用意するのも効果的です。

質問③
具体的に施設をご紹介することは致しかねますが一般的に児童相談所、少年支援センターなどがあげられます。

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