子供心理 敏感 子ども

子ども心理学習テキスト01

◆該当ページ: 41

◆該当行数: 18

◆質疑分類: テキスト内容に関する質問

◆質疑内容: 子どもの気質と親の養育態度による変化の部分ですが
何をしても泣いてばかりいる「扱いにくい気質の赤ちゃん」に対して敏感な子だから気を付けてあげようと発展的に捉える場合、積極的に子どもとの関わりを持つというのは、どういうふうに関われば良いのでしょうか?

 

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敏感な子だから気を付けてあげようと発展的に捉える場合
まずは、接するうえでやってはいけないことがあります。
・一方的に叱る「ダメ!」「やめなさい!」
・理解できないあいまいな表現で叱る「いい加減にしなさい!」
・モノで釣る
なんでも「ダメ!」と叱りつけていては、子どもが考えたことを全否定してしまいます。
また、あいまいな表現は、余計に子どもを混乱させてしまいますので注意しましょう。

また、ついついやってしまいがちですが、「お菓子をあげるから静かにしよう」などと、モノで釣ることは、子どもと大人とが、じっくり向き合う機会を奪ってしまいます。
対応のポイントは「気持ちに寄り添うこと」です。
子どもの要求(やりたい気持ち)を理解して受け止めること、そしてそれを言語化してあげることが大切です。

泣いている子でまだ言葉は分からなくても「〇〇したかったんだね」「自分でやりたかったけど、うまくできなかったんだね」などと、気持ちを代弁してあげましょう。
それでも泣いていたら、「そうだよね、嫌だよね」という共感を示すだけでも「理解してくれている」と伝わり、子どもが安心感を得ることができるはずです。

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