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3歳になれば落ち着くかと思っていた「イヤイヤ期」にさらに拍車がかかり、今まで以上に反抗するようになってきます。そのためご質問にありましたように、まだまだ自分中心時期と捉えていただいて大丈夫でございます。
語彙がずいぶんと増える3歳児ですが、たとえば自分の要求が通らなかった時に、とっさに気持ちをどのように表現してよいかわからずに癇癪をおこしてしまったり、譲れないある部分だけで「イヤイヤ」をしてしまう子もいます。
感情を言葉であらわすことができるようになって、イヤイヤ期の行動が落ち着いてくる子もいますが、イヤイヤが減ってくるタイミングには、個人差があるということを覚えておきましょう。
2歳のころは、自分の欲求をうまく言葉にできないいらだちや、やってみたいのにうまくいかないことへの葛藤が「イヤイヤ」となってあらわれていましたが、3歳児の場合、それとは少し異なることがあります。
◆3歳児の反抗の例◆
・大人の言うことが理解できたうえで反抗してくる
・自分の要求をしっかりと言葉にする
・注意をすると反対のことをする
・大人の言葉を真似て口答えをするようになる
・悪い言葉を使うことがある
3歳ごろは、自我が発達し、ものごとの理解力や人とのコミュニケーション能力、社会性などさまざまな力を育んでいく重要な時期です。