睡眠 快眠 睡眠相後退型 自由継続型 安眠

睡眠完全攻略テキスト02
◆該当ページ番号: 5
◆該当行数: 1〜17
◆質問内容: 睡眠異常症の型の中の「睡眠相後退型」と「自由継続型」の違いがわかりません。

テキストを読んで、どちらも睡眠覚醒周期が24時間より長いことで起こるものだと思ったのですが、どのような違いがあって呼び分けられているのでしょうか?
自由継続型が「目の不自由な人によく見られる型」(17行目)ということは、光を感知できているか否かが関係していますか?

 

◆睡眠相後退型(睡眠相後退症候群)
生活が夜型になり、深夜に強い光を浴びることにより、体内時計が乱れて睡眠が遅い時間帯にずれてしまう、10代から発症し長期化することも多い病態です。明け方近くまで寝つけず、いったん眠ると昼過ぎまで目が覚めないという状態に陥り、無理をして起床すると、眠気や強い倦怠感などの症状がみられます。

◆自由継続型(非24時間概日リズム睡眠障害)
体内時計が朝の光によってリセットされず、寝つく時間、起きる時間が毎日1~2時間ずつ遅れていく病態です。全盲の方に多くみられ、不登校や引きこもり、長期休暇などで若年者が長期間の昼夜逆転した生活を送った後に、引き続いて出現することがあります。

自由継続型が「目の不自由な人によく見られる型」(17行目)ということは、光を感知できているか否かが関係していますか?との質問ですが、患者の多くが全盲者ですが、視覚正常者にもみられることがあることから社会的な要因や行動的要因でも起こりえるので、必ずしも関係があるとはいいがたいです。

その他、ご不明な点等ございましたら、お問い合わせください。

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