ファイル名】
梅花心易 テキスト01 P35_ 19行 P42 19行
【質問内容】
質問①
「もし上卦の小成卦が陰・陽と別の場合は、下卦の陰陽で判断をしましょう。」
上卦が陰・陽と別の場合に下卦で判断するのはなぜでしょうか?
質問②
以下の文章ですが、山地剥に本卦の山地剥の4爻が重なるということですが、なぜ山地剥と山地剥の4爻が重なるのでしょうか。
例えば、特別に凶相として知られる「山地剥」の4爻は、「今のよくない状況が、さらにひどいものになり身ぐるみはがされるような厳しい目に遭う」
本卦に「間近に大きな危険が迫っている」という4爻が重なれば、これは紛れもない大凶
(易経23:山地剥)になります。
【回答】
質問①
下卦は「内面」「基盤」を表すため、そこに重心を置いて状況を読みます。
質問②
得られた卦(本卦)が「山地剥」で、かつ、その中で変化を示す爻(変爻)が「4爻」だった、という状況を指しています。
「重なる」とは、悪い卦(山地剥)の中で、特に危険を示す部分(4爻)が強調されている、という意味です。