水耕栽培、腐敗、酵素不足

水耕栽培 テキスト01 P24

【問】養液中の酸素が不足すると腐敗が始まるとのことですが、水の腐敗なのか根の腐敗かわかりません。 また、水の腐敗とはどのような状態でしょうか?殺菌が繁殖している状態で理解はあっていますか?

【回答】養液中の酸素不足が腐敗を引き起こす状態について説明します。 「水の腐敗」という表現は一般的にはあまり使われない表現ですが、水中の腐敗というのは主に有機物(例:残飯、藻類、微生物など)が分解される際に発生する現象を指すことがあります。これは水の中で有機物が細菌や微生物によって分解され、その過程で発生する物質により水質が劣化することを指します。この状態では酸素が不足し、好気的な微生物が増殖しにくく、代わりに嫌気的な微生物が繁殖しやすくなります。 「根の腐敗」は、水耕栽培において植物の根が養液中で腐敗する状態を指します。養液中の酸素不足や病原微生物の存在などが原因で、根の部分が腐敗してしまうことがあります。この状態では植物は栄養や水分を適切に吸収できず、成長が悪化します。

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