犬猫ストレスケア 自傷行為 緩和

犬猫ストレスケア学習テキスト01

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◆質疑分類: その他テキストに関すること

◆質疑内容: いつもお世話になっております。病気や怪我のストレスケアについてなのですが、昨年2月に愛犬の肺の中にたくさんの腫瘍が見つかり、何もしなければ余命1ヶ月と言われて、抗がん剤治療をしても3ヶ月しか持たないと言われ、高齢で心臓も悪いので、手術も出来ないと言われました。いろいろ考えて緩和治療をする事にしました。
その後、薬を処方しながら自宅で看病していましたが、10/19に他界しました。(10歳9ヶ月20日)
それで、これからもし、ペットを飼う事があったら、少しはストレスを減らしてあげたいと思い、こちらの講座を受講しましたが、ウチの子は、過去に臍ヘルニアの手術をした事があって、その時に自分で傷口の糸を取り、患部を舐めてしまって、傷口が塞がらず、3回傷口を縫った事があります。3回目の縫合の時に立ち会ったのですが、麻酔無しで縫ったのを見て、避妊手術を諦めました。
愛犬は、病気になる前から良く手足を舐めたり、しっぽの毛を自分で抜いたり、して自傷行為を良くしていました。
この場合、緩和治療を選んで良かったのかなと思い質問してみました。

回答

 

…お辛いことでしたね。このことに関しましては、どの方法を選択しても”思い”というものは残るものです。動物も年を重ねるだけではなく、人間と同じように感情も育ち、成犬になれば、環境・周囲や自分のなかでの変化に、より敏感に感じるようになります。自傷行為にはストレスから来るものありますが、痒みや神経症状などから気持ちを紛らわせるためにそういう行動をとることもあり、さまざまな原因が絡み合っている場合もあります。しかしながら、自宅で看てもらえたことは何よりの安心だったことでしょう。コミュニケーションが取れるようになったときに繋がってみましょう。

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