西洋占星術 リゾマータ

西洋占星術講座 完全攻略テキスト01
◆該当ページ番号: 16ページ
◆該当行数: 9行目
◆質問内容: リゾーマタとは何ですか?。

リゾーマタとは、
・エンペドクレスによれば、「真に存在するものは不生不滅」であり、その「真に存在するもの」すなわち「万物の根」(=リゾーマタ)は四つあり、それは地・水・火・風である。
・万物はこれら四つのリゾーマタが結合・分離することによってできたり、なくなったりする。(リゾーマタ自体は不生不滅なので、新しくできたり、なくなったりすることはない)。
・四つのリゾーマタが結合・分離するのは、「愛(philia)」と「憎しみ(neikos)」の二つの力による。
・はじめ、四つのリゾーマタは完全に結合していて球体をしており、いっさいのものの区別は無かったが、しだいに憎しみの力が勝って完全に分かれてしまう。しかし再び愛が力を得てもとの完全な結合状態に戻る(=宇宙はこうした盛衰を永遠に繰り返す)。
ということです。
簡単に言いますと、「元素」のことでございます。

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