西洋占星術

西洋占星術 2 18(25-33) 35(18-22,7-12) 52(16-17)

【問】
① エレベートする惑星が一つもない時は、MCにアスペクトする天体を代わりに使うとあるのですが、 どの度数のアスペクトも対象になるのでしょうか?その場合、複数のアスペクトが対象となる可能性も ありますが、全てのアスペクトを対象とするのでしょうか?
② 惑星の入っていないハウスのカスプがあるサインの支配惑星は、対象のサインのデカンも解釈に 加えた支配惑星となるのでしょうか?また、「重量な惑星が入っているとき、そのハウスの意味に対して強い意識が 向けられている」とあるのですが、これらの惑星は地球に対し、地球より重要な惑星が対象となるのでしょうか?
③ 惑星直列の状態は、複数のコンジャクションが直列している状態出会っても、オポジションが一つでも形成されている 状態でなければ、対象外となるのでしょうか?また、惑星直列にはどのような意味が込められているのでしょうか?
【回答】
① エレベートする惑星がない場合、MC(天頂点)にアスペクトする天体を代わりに使うことがあります。この場合、通常は120度のトラインや60度のセクスタイルなどのハーモニアスなアスペクトが対象とされることが一般的です。ただし、具体的にどのアスペクトが対象となるかは、占星術師や占星学派によって異なることがあります。複数のアスペクトが対象になる場合もありますが、通常は重要なアスペクトにフォーカスされます。
② 通常、ハウスのカスプがあるサインの支配惑星は、そのハウスの意味を解釈する際に使われますが、デカンの支配惑星も解釈に影響を与えることがあります。デカンはサインを更に3つに分割したもので、同じサインでも異なる性質を持つデカンがあります。そのため、デカンの支配惑星も考慮することで、より詳細な解釈が可能になることがあります。 重要な惑星が入っているハウスは、そのハウスのテーマや意味に対して強い関心や影響を持つことを示唆します。地球と比較するのではなく、惑星同士の相対的な位置関係やアスペクトが重要です。重要な惑星は、個人の出生図やトランジット図の中で、その惑星がどのハウスに入っているかによって影響を受ける分野を示すことがあります。
③ 惑星直列の状態は、複数の惑星が同じサイン内に連続して配置されている状態を指します。この状態でオポジションが一つでも形成されているかどうかは、その占星術師や占星学派によって異なる可能性があります。惑星直列は特定のサインに強いエネルギーや集中をもたらす可能性があり、そのサインのテーマや意味を強調することがあります。どの惑星が直列しているかやアスペクトの影響によって、その意味合いは変わることがあります。

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