①まずは、お湯でつけおき洗いして油を分解させる方法をご紹介します。
【用意するもの】
・アルカリ性洗剤
・45リットル程度のゴミ袋2枚以上
・スポンジ
・雑巾
・新聞紙
1:シンクにゴミ袋を広げてフィルターをお湯につける
つけおき洗いにはゴミ袋を使用します。破れるのを防ぐために、2枚以上のゴミ袋を重ねてシンク全体に広げるとやりやすいです。そこにフィルターを入れて、40~50℃のお湯を中にためます。
2:洗剤を入れてつけおき
油汚れ用のアルカリ性洗剤を、全体のいきわたらせるためにゴミ袋の縁にそって円を描くように入れましょう。
3:40~60分程度おく
そのまま40~60分程度放置します。
4:汚れを落とす
つけおきが終わったら、スポンジで汚れを擦って落としましょう。細かい部分には歯ブラシを使って、すみずみまで汚れを落とします。
5:取り出して乾かす
フィルターをお湯から引き上げます。水を切って新聞紙の上に置き、雑巾で拭いて完成です。
■お掃除方法②
1:外したフィルターの全体に重曹をかける
新聞紙を敷いた上に外したフィルターを乗せて油汚れのひどい面の全体に重曹を全体にフィルター表面が見えなくなるくらいまで重曹をふりかけます。
2:2~3時間放置して歯ブラシでこする
そのまま2~3時間放置して歯ブラシで重曹も油汚れも擦って落としましょう。
②簡単にできるお掃除方法をご紹介します。
【用意するもの】
酵素系漂白剤(粉タイプ)または過炭酸ナトリウム
針金ハンガー
ストッキング
1:汚れをふやかす
汚れを浮かすために、40~50℃のお湯を洗濯機の中に注ぎます。水を満杯まで入れ、洗濯槽全体がお湯に浸かるようにします。最高水位までお湯が入ったら、5分程度回して水流で汚れを揺すります。お湯の力で汚れを柔らかくふやかして、洗剤が効きやすい状態にします。
2:洗剤で汚れを浮かす
酸素系漂白剤(粉タイプ)を500~600グラム程度、お湯の中に注ぎ入れます。すると、洗剤がお湯に反応してシュワシュワと音を立てながら泡ができます。この発泡する力で、汚れを剥がしていきます。15分ほど洗濯機を回して、洗剤が隅々まで行き渡るようにします。
排水が始まる前に洗濯機を停止させ、2時間以上そのまま放置して浸け置きします。洗濯機のニオイが気になったり汚れが酷い場合は、5時間程度浸け置きしてみましょう。
3:汚れをすくい取る
浸け置きが終わったら、再度10分程度、洗濯機を回します。すると、洗濯槽の裏側に付いていた汚れが水の中に浮いてきます。茶色や黒っぽいカスが、洗濯槽の裏側に付いていた汚れです。
次に針金ハンガーを引き伸ばし、古ストッキングを被せてハンガーネットを作ります。このハンガーネットを使って、浮いてきた汚れをすくい取ります
排水が始まる前に洗濯機を停止させ、2時間以上そのまま放置して浸け置きします。洗濯機のニオイが気になったり汚れが酷い場合は、5時間程度浸け置きしてみましょう。
4:汚れが出なくなるまですすぐ
汚れをすくい取ったら、脱水します。新しい水に入れ替えて再度洗濯機を回し、まだ汚れが出てくる場合は、ハンガーネットですくい取ります。これを繰り返して汚れが出なくなったら完了です。
汚れが酷い場合は、専門業者によるクリーニングで汚れをリセットしてから、日々の汚れ防止のメンテンナンスとしてこの方法を行うと効果的です。