四柱推命 テキスト01P36、02P66
【質問内容】
質問①天徳・羊刃・空亡について
記載の意味がよく分からず困っています。
例えば、「天徳」は、月支からしか求められないのですか?そして名式の月支とどの支柱の何を見て、判断するのですか?
羊刃・空亡についても同じで、日干・日柱を基準として、該当する記載の十二支とは、どういう意味ですか?
質問②大運を求める(P54)について
家族の立運を求めたところ、9歳になりました。9歳~10年間は、テキスト02のP66の表で己酉となりました。ここから下に10年ごとに見ていくという認識でいいのですか?下まで行き着いたら、同じ行の一番上に上がって10年毎に見ていくのでしょうか?
【回答】
質問①
四柱推命の「天徳」「羊刃」「空亡」の解釈と大運の求め方について、お答えします。
天徳:天徳は月支から求められます。
具体的には、個人の命式における月柱の地支(十二支の一つ)を見て、その地支に基づいて天徳を判断します。
例えば、誕生月が子(ねずみ)だった場合、特定の資料や表によって「子」に対応する天徳貴人や天徳合貴人の地支が示されます。
羊刃:羊刃は日干(十干の一つ)を基準に求めます。
日干は生まれた日に関連する干を指し、それに基づいて対応する十二支を見ます。
これはその日干の持つ特性やエネルギーが、特定の地支とどのように作用するかを示します。
空亡:空亡は日柱(日干と日支の組み合わせ)から求められます。
命式の日柱の最下段にある地支を参照し、それが空亡となります。
空亡が存在する場合、その時期や状況において何らかの欠如や空白が生じることを意味します。
質問②
9歳から始まる大運が「己酉」である場合、それはその10年間を指します。
大運はその後、10年ごとに次の干支に移行します。
表で一番下に到達したら、次は同じ列の一番上に戻ります。
これを繰り返して、各10年間の大運を追跡します。
この進行は、個人の命式に基づいて未来の運命の傾向や変化を予測するのに使われます。