四柱推命 内格の取り方

【ファイル名】
四柱推命 テキスト02 35ページ.pdf

【質問内容】
内格のとり方がまったく理解できません。インターネットや他の本でも調べてみましたが、
月支の蔵干が日干になく、他の天干にも透干していない徳、いったい何をもって「有力」なものをみきわめたら良いのでしょうか?基準は常に二日干なのでしょうか?しかしも比肩、劫財は格をとらないとなると、透干するの意味もわからなくなってしまうのですが。
格の取り方を順をおいてわかりやすく説明していただきたいです。よろしくお願いいたします。
【回答】
四柱推命における内格の取り方について、具体的なステップで解説します。

1. 基準となる「日干」を確認する
まずは命式の中で最も重要な要素である「日干」を見ます。これが全ての判断の基準となります。

2. 「月支」の蔵干を見る
次に、月支にある「蔵干」を調べます。これは月支の中に隠れている干(天干)を指します。

3. 透干(とうかん)の確認
透干とは何か: 透干とは、月支の蔵干や他の柱(年柱、時柱など)に見える天干が、命式の中で日干と同じかどうかを見ることです。
透干がある場合: 日干と同じ天干が透出している場合、その天干に基づいて内格が決まります。
透干がない場合: 透干がない場合は、次のステップへ進みます。

4. 他の蔵干や天干を見て「有力なもの」を選ぶ
有力なものの見極め方: 月支の蔵干に日干と同じものがなく、透干もない場合、他の柱の蔵干や天干から「有力なもの」を選びます。ここでいう「有力」とは、命式全体においてバランスを取りやすく、その人の特性や生活環境に合致する干を指します。
選び方: 命式全体を見て、どの天干が他よりも強調されているか、またはどの天干がその人の人生において重要な役割を果たしているかを考慮します。

5. 比肩、劫財について
比肩、劫財が格をとらない: 比肩や劫財は、自分と同じ干が出てくる関係です。この場合、内格としては扱われず、外格(特別格局)や他の内格を見る必要があります。

これらのステップを踏まえることで、自分の命式における内格を理解しやすくなります。
===========

関連記事

  1. 四柱推命

  2. 四柱推命 用神 喜神 忌神

  3. 四柱推命 五行 干合 命式

  4. 四柱推命 生まれた時間 テキスト 流派 空亡がもたらす影響

  5. 四柱推命 土が旺 四時休旺 丑の日

  6. 四柱推命 月柱 十二支 鑑定 天地徳合 納音 個別鑑定 相性鑑定