四柱推命 「羊刃」「空亡」 命式の強弱

【質問内容】
①「羊刃」「空亡」についてですが、例えば、日が「戊」、日柱が「戊成」の場合、「刃」は、「牛」、「空亡』は、「辰巳」となると思いますが、これは、命式の中の天干・地文に1つでも該当するところがあれば、当てはまるということですか?
また、「空亡」は、空亡の十二支が含まれている場合は、意味が変わるとは、どういうことですか?
2P38の「命式の強弱」についてですが、4つある内の50%以上が「身田」、満たない場合は「身弱」となっていますが、「過圧」、「過弱」はどのように求めますか?
そもそも水め方の表の、「日干と同じ五行の地支」「通根がある」「蔵干がほかの天千に透する」の意味がわかりません。

【回答】
①「羊刃」「空亡」について
羊刃: 日干が「戊」で日柱が「戊成」の場合、羊刃は「牛」ではなく「午」となります。日干「戊」に対応する羊刃の十二支が「午」であるためです。命式全体に天干や地支で羊刃に該当する十二支があれば、その人の命式に羊刃があると判断されます。
空亡: 日柱が「戊成」ではなく「戊辰」の場合、空亡は「辰巳」となります。日柱が属する六十干支の最下段の十二支が空亡です。命式全体に該当する空亡の十二支がある場合、運勢に不安定な要素や予期せぬ変化が起こりやすいとされています。しかし、他の星の影響を受けると、災いを免れるケースや新しい機会が生まれるケースもあります。

②「命式の強弱」について
身旺・身弱: 命式の4つの柱のうち、50%以上のエネルギーが日干と同じ五行であるか、もしくは日干を生じている地支に基づく場合は「身旺(しんおう)」、それ以下は「身弱(しんじゃく)」とされます。
過旺・過弱: 「過旺」とは、日干と同じ五行のエネルギーが強すぎてバランスが悪い状態を指します。「過弱」とは、その逆でエネルギーが非常に弱い状態です。過旺・過弱を求めるには、日干と他の地支・蔵干・透干の関連性を理解する必要があります。

用語の意味:
日干と同じ五行の地支: 地支が日干と同じ五行を持っているかどうかを判断します。日干の五行が強まることで、その人の性格や運勢に影響を及ぼします。
通根: 地支が日干の根となっている状態で、日干のエネルギーを支える地支が存在することを意味します。
透干: 天干に地支のエネルギーが透けて表れている状態です。地支の蔵干が天干に現れることで、命式全体でエネルギーが表面に見えるようになります。

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