受講生用Ｑ＆Aページ

【質問内容】
①水に殺菌成分と糖分を与えると長持ちする。とありますが、炭、10円玉、重曹、炭酸飲料、砂糖の量枚数は具体的にどの位ですか？

②花を栽培している場合、収穫後どの位の時間内に水あげをするべきですか？

③いろいろな花留で書かれている他スーパーボールのようなゴム系の物を使うことは可能ですか？可能の際、注意点などありますか？

④ラッピングですが、長時間運ぶ場合（郵送など）、ペーパーを濡らす他長時間保つ方法はありますか？

【回答】
① 材料の具体的な使用量
炭：5センチ角程度の小さな炭を1つ入れる。
10円玉：1枚。
重曹：500mlの水に対して小さじ1杯（約5g）。
炭酸飲料：500mlの水に対して大さじ1杯（約15ml）。
砂糖：500mlの水に対して大さじ1杯（約15g）。

② 収穫後の水あげのタイミング
花を収穫したらできるだけ早く、理想的には30分以内に水あげを行うことが望ましいです。
特に気温が高い場合や風が強い日には、蒸散が早まるため、できるだけ早く水あげを行う必要があります。

③ ゴム系の物の使用について
スーパーボールのようなゴム系の物を花留めとして使用することも可能ですが、注意点があります。

注意点：
ゴムは水を吸収しないため、花の茎が滑りやすくなる可能性がある。
ゴム系の物を使う際には、茎がしっかり固定されるように注意する。
水の中で使用する場合、ゴム系の物が水中で浮かないようにしっかりと固定する必要がある。
ゴムの化学成分が水に溶け出さないか確認し、安全な素材であることを確認する。

④ 長時間運ぶ場合の方法
長時間運ぶ場合（郵送など）、ペーパーを濡らす他に以下の方法で花を保護できます。

湿らせたスポンジの使用：茎の切り口に湿らせたスポンジを巻き、ビニール袋で包む。
花専用の保水ジェル：保水ジェルを使用すると、長時間にわたって水分を保つことができます。
ジェルは茎の切り口に直接つけるか、湿らせたペーパーと一緒に使う。
クーリングジェルパック：冷却効果のあるジェルパックを同梱し、花の温度を低く保つことで鮮度を維持する。
防水紙やプラスチックカバー：外部からの湿気や乾燥を防ぐために、防水紙やプラスチックカバーで花束全体を包む。

これらの方法を併用することで、花をより長時間鮮度を保ったまま運ぶことが可能です。