【ファイル名】
テキスト01 29ページ
【質問内容】
例として「2024/6/5 10:37」を占断した時ですが、あまりが「0」となった
場合は割り切れた数を上卦もしくは下卦としてよいのでしょうか。
学習テキスト 01 P29 の先天法の流れに沿っての手順です。
1.「2024/6/5 10:37」
2024 年は辰年なので数は 5
2.上卦を求める式
5+6+5=16
16÷8=2 あまり 0
質疑内容②
「2024/6/5 10:37」を占した場合、下記で合ってますでしょうか。
1.「2024/6/5 10:37」
2024 年は辰年なので数は 5
2.上卦を求める式
5+6+5=16
16÷8=2 あまり 0 八卦は兌
3.下卦を求める式「10:37」は巳で数は 6
5+6+5+6=22
22÷8=2 あまり 6 八卦は坎
4.変爻を求める
5+6+5+6=22
22÷6=3 あまり 4 4 爻変
5.本卦は 45 沢地萃
6.互卦は 53 風山漸
6.之卦は 8 水地比
7.体・用にあてはめる
互卦 巽(木)→艮(土)相克
本卦 兌(金)→坎(水)相生
之卦 坎(水)→坤(水)比和
【回答】
質問①
余りが「0」の場合の処理:
通常、易の占いでは余りが「0」となった場合、「8」として扱うのが一般的です。
これは、0をそのまま使用するよりも、八卦の範囲(1から8)に収めるための処理です。
したがって、この場合の上卦は「8」として扱います。
質問②
手順と結果は以下の通りで合っています。
手順の詳細
占いたい時間: 2024年6月5日 10:37
2024年は辰年なので数は「5」
上卦を求める:
年の数 + 月の数 + 日の数
5 + 6 + 5 = 16
16 ÷ 8 = 2 あまり 0 → 八卦は「兌」
下卦を求める:
時刻「10:37」は巳で数は「6」
年の数 + 月の数 + 日の数 + 時刻の数
5 + 6 + 5 + 6 = 22
22 ÷ 8 = 2 あまり 6 → 八卦は「坎」
変爻を求める:
年の数 + 月の数 + 日の数 + 時刻の数
5 + 6 + 5 + 6 = 22
22 ÷ 6 = 3 あまり 4 → 4爻変
結果の確認
本卦:
上卦「兌」、下卦「坎」
本卦は「45 沢地萃」
互卦:
互卦は「53 風山漸」
之卦:
之卦は「8 水地比」
体・用の適用
互卦 巽(木) → 艮(土): 相克
本卦 兌(金) → 坎(水): 相生
之卦 坎(水) → 坤(水): 比和
まとめ
手順と結果は正確に計算されています。以下に結果をまとめます:
上卦:兌 (8)
下卦:坎 (6)
変爻:4爻変
本卦:45 沢地萃
互卦:53 風山漸
之卦:8 水地比
体・用の関係:
互卦 巽(木) → 艮(土): 相克
本卦 兌(金) → 坎(水): 相生
之卦 坎(水) → 坤(水): 比和
ご質問内容は正確に処理されています。