梅花心易 困于酒食。 朱祓方来。 利用亨祀。征凶。(无咎)。

【ファイル名】
梅花心易 テキスト03_P52

【質問内容】
質問①
原典:困于酒食。 朱祓方来。 利用亨祀。征凶。(无咎)。
酒食に困しむ。朱紋方にきたる。 用て亨祀するに利ろし。 征けば凶。
原典の「(咎)。」 は何を示しているのでしょうか。

質問②
3爻の総論の一番最後の文。
「動けば動くほど、陰口を言うとかえって事態は悪化します。」
なぜここに「陰口を言うと」と記載されているのでしょうか。

【回答】
質問①
一般的には「咎める」「過ち」「罪」などの意味を持ちます。
ここでの文脈では、「征けば凶。」と対応しており、「行動すれば災いがある」という意味で用いられています。
「(无咎)。」は「過ちがない」または「災いがない」という意味で、「適切に行動すれば問題はない」ということを示しています。

質問②
陰口を言う行為が状況を悪化させる要因の一つであることを強調しているためです。
動き回ること自体が悪化の原因となりやすい状況において、
さらに陰口を言うことは人間関係を悪化させ、問題をより複雑にする可能性が高いと指摘しています。

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