子ども心理 赤ちゃん 毛布 1 歳台 9 ヶ月後 感覚

【ファイル名】
子ども心理 テキスト01 24、38,37

【質問内容】
質問①
赤ちゃんに毛布をかける場合、具体的にどの位置にかけてあげる配慮が必要なのか知りたいです。

質問②
1 歳台にみられる「周りの人から見られている事が分かるようになる」感覚と、
9 ヶ月後にみられる「自分に注意が向けられている事が分かるようになる」感覚(同テキスト、P.37、17 行目)は違うものなのでしょうか?

【回答】
質問①
赤ちゃんに毛布をかける際には、窒息の危険性を避けるために、顔の位置に毛布がかからないよう配慮する必要があります。
具体的には、以下の2つの方法が考えられます。

胸のあたりまでかける: 赤ちゃんの胸のあたりまで毛布をかけ、足先まですっぽり覆わないようにします。
こうすることで、万が一赤ちゃんが寝返りを打っても、顔が毛布に埋もれるリスクを減らすことができます。
足元を包むようにかける: 毛布を赤ちゃんの足元に巻き込むようにかけ、上半身はあまり覆わないようにします。
この方法も、顔が毛布に埋もれるリスクを軽減できます。

いずれの方法でも、赤ちゃんは自分で毛布を払いのけることが難しいので、大人が注意深く観察し、必要に応じて毛布の位置を調整してあげることが大切です。

質問②
はい、「周りの人から見られている事が分かるようになる」感覚と「自分に注意が向けられている事が分かるようになる」感覚は、似ていますが異なるものです。
「周りの人から見られている事が分かるようになる」感覚(1歳台):これは、自分が他者からどのように見られているかを意識する能力です。

例えば、人前で注目を浴びると恥ずかしがる「てれ」の感情などがこれに関連します。
「自分に注意が向けられている事が分かるようになる」感覚(9ヶ月頃):これは、他者が自分に対して注意を向けていることを理解する能力です。
誰かが自分に話しかけている、おもちゃを差し出しているなどを認識できます。

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