テキスト01 p19
【問】子犬がテーブルの脚を甘噛みするのはまぜですか
【回答】犬はもともと噛むことに対して欲求が強い動物ですので噛むことは犬の習性であり噛みつくこと自体に問題はありませんが子犬ということであれば以下のことが最も考えられます。
①口の中がかゆい、ムズムズしている
犬は生後1ヶ月ごろから乳歯が生え始め6~7ヶ月ごろに永久歯に生え変わります。この時期は、口の中が痒かったり口の中の違和感などから噛んでしまうことがあります。椅子の脚などを噛んでいる場合は、このパターンが多いでしょう。口の中を確認して、歯が生え変わっているか確認してみましょう。
もし歯が生え変わっていた場合は噛んでボロボロになりにくいおもちゃや、ゴムでできたボールなどをあげてみましょう。またロープなどで引っ張り合いっこをするのもいいでしょう。
それ以外の理由としては以下の理由も挙げられますが成犬にも当てはまります。
②好奇心から噛みつく
犬は人間と違い手や言葉を使えないため犬は初めて見たものを噛んでどんなものか確かめようとすることがあります。その場合は家具以外に興味を持ってもらうことが効果的です。噛んで遊ぶことができる犬用のおもちゃを与えると、家具から気をそらことが期待できます。特に、中におやつが入るタイプのおもちゃは、愛犬の興味を引きやすいためおすすめです。
また暇つぶしで家具を噛んでいることも考えられます。もし長時間、留守番をさせていたりする場合は、普段一緒に過ごせるときにたくさん構ってあげましょう。また、暇つぶし代わりの噛んで遊ぶことができるおもちゃを与えると効果的です。
上記とはまったく異なるアプローチ法としては犬に噛んで欲しくない家具に対して、予めしつけスプレーをしておく方法もあります。犬の嫌いなにおいをかけるスプレーなどを使ってもいいでしょう。