漢方薬膳 帰経の作用 食性の変化 脈診の判断

【ファイル名】
漢方薬膳_テキスト02_P.17_P.18 テキスト02_P.8 テキスト01_P.33

【質問内容】
質問①
たまねぎの帰経「肺」ときゅうりの帰経「心・脾」を同時に摂る時、
相殺の法則により、きゅうりの「心」の働きが弱くなりますか?

質問②
大根のように生食と加熱で食性が変わるものはありますか?
たとえばトマトは「涼」ですが加熱すると「平」になりますか?

質問③
四診のうち、切診で脈診をした情報は、証としてどのように判断できますか?

【回答】
質問①
たまねぎときゅうりを同時に摂っても、帰経の作用が相殺されることは基本的にありません。
それぞれの帰経が個別に働くと考えられます。

質問②
はい、生食と加熱で食性が変わる食材はあります。
トマトも、加熱で「涼」から「平」に近づくとされます。

質問③
脈診は、気血の状態や寒熱・虚実を判断する材料です。
四診の情報とあわせて、証の決定に使われます。

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