漢方 証 虚実 寒熱

【ファイル名】
漢方 テキスト01 P28 1行目~

【質問内容】
証についての質問なのですが、虚/実/寒/熱は生まれつきで決まっているのでしょうか。
それとも後天的に変わることはあるのでしょうか。
また虚証よりも実証の人の方が、健康的で望ましいとされている体質となるのでしょうか。
つまり、健康度合いで比較すると、虚証よりも実証の方が健康的で優れているという扱いになるのでしょうか。
そうだとすると、元々虚証の人が後天的努力(運動や食事、生活習慣の改善など)によって、実証になることはできるか、教えていただきたいです。

【回答】
虚・実・寒・熱は、生まれつきの体質の影響もありますが、基本的には固定されたものではなく、体調・生活習慣・年齢・環境などによって後天的に変化するものと考えられます。

また、実証が虚証より健康的で優れているという考え方ではありません。
実証は「エネルギーや反応が強い状態」、虚証は「エネルギーが不足しやすい状態」を示す分類であり、どちらが良い・悪いというものではなく、体質の違いを示すものです。

そのため、元々虚証の人が努力によって完全に実証の体質になるというより、生活習慣や体調改善によって虚の状態が改善し、よりバランスの取れた状態に近づくことはあります。
ただし、体質の傾向自体は大きく変わらない場合も多いとされています。

関連記事

  1. 漢方薬膳 気 血 水

  2. 漢方・薬膳 証の表と裏 漢方の実践 適した 適していない

  3. 漢方薬膳 柴胡加竜骨牡蛎湯

  4. 漢方薬膳 春

  5. 漢方薬膳 梨 ナシ

  6. 漢方薬膳 気虚タイプ