アルカロイド 毒 

A

トリカブト…全草に含まれているのは、強い毒性のあるアコニチンやメサコニチンなどアルカロイド系の成分です。特に根の毒性が強く、致死量は0.2~1gとわずか。また、花粉にまで毒を含んでいることが特徴となっています。食べると、下痢や嘔吐、麻痺、呼吸困難などの症状が出て、重症の場合は、数秒で死に至る危険があります。

 

彼岸花…株全体にリコリンをはじめとしたアルカロイド系の毒を約20種含んでおり、特に球根部分の毒性が強いです。食べると、嘔吐や下痢、呼吸困難などの症状が出てしまいます。

特別な解毒剤はないので、対症療法でしのぐしかありませんが、よほど大量に食べない限り致死量に至る危険性は少ないとされています。

 

ダチュラ…植物全体に、アトロピンといった有毒のアルカロイドが含まれています。葉っぱに特に多く含まれ、食べるとのどの渇きや意識の混濁、麻痺、瞳孔散大、興奮、呼吸停止などの症状が現れます。ハーブと間違えて誤飲してしまうケースも少なくありません。

 

水仙…葉っぱや球根には毒を含みます。アルカロイド系で、食べると嘔吐や下痢、発汗、頭痛、昏睡、低体温などの症状を引き起こします。葉っぱがニラに、球根がタマネギに間違えられ、食べてしまう事例が毎年数件ずつ報告されており、厚生労働省は注意を呼びかけています。

 

有毒植物を口にした直後、短時間で発症する例もございますので、使用する前に調べておくことが大事です。わからないものは絶対に口にしないようにしましょう。

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