スポーツフード講座
◆該当ページ番号: 12
◆該当行数: 30
◆質問内容: 「急激な血糖値上昇と運動により乳酸が溜まりやすくなり、疲労の原因になる」と書いてありますが、「乳酸が溜まる」というのが、よく意味がわかりません。
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◆質問内容: 「急激な血糖値上昇と運動により乳酸が溜まりやすくなり、疲労の原因になる」と書いてありますが、「乳酸が溜まる」というのが、よく意味がわかりません。
乳酸とは何なのか、溜まるとどうなるのか、溜まった場合どうやって抜くのか、教えて下さい。
■乳酸が溜まるとは
乳酸は、カラダを動かすエネルギーを作るため糖を分解している際にできる生成物です。
運動のエネルギー源として糖が多く使われ、筋肉に乳酸が溜まります。
乳酸は、カラダを動かすエネルギーを作るため糖を分解している際にできる生成物です。
運動のエネルギー源として糖が多く使われ、筋肉に乳酸が溜まります。
■乳酸が溜まるとどうなるのか
怠さや疲労状態になります。
■乳酸とは
乳酸とは、私たちが摂取した栄養素などをエネルギーに分解する過程で作られた有機化合物です。簡単に言うと、食品から摂取した糖質が筋肉の細胞内でエネルギー分解される過程において生まれた弱酸性の物質です。
私たちのカラダは糖質を分解して吸収し、それをエネルギーに変換します。運動強度が高くなると筋肉の細胞内では多くの糖が分解され、吸収しきれずに残ってしまうことがあります。これが乳酸になります。
■溜まった場合どうやって抜くのか
有効な方法は、ぬるめのお湯にゆっくりと入って血行をよくすること、足をぶらぶらさせるなど筋肉をゆるめるような運動をすること、そして乳酸の分解を早める作用のあるクエン酸を補給することなどです。
つまり、乳酸は、エネルギー生成の過程において糖分が体内で多量に必要になった結果吸収できなかったことによる生成物ということです。