噛み癖 しつけ 成犬 

A

成犬になっても噛み癖が治らない原因は、遊びだと思っている、飼い主を下に見ている、環境に慣れない、縄張り意識、恐怖、本能など様々あります。

本来噛み癖のしつけに最適な時期は、歯が生え変わる生後7ヶ月ほどの子犬の時期までです。成犬のしつけし直しは時間がかかりますが、何度も繰り返し、根気強く取り組むことで改善されます。

 

犬は、声の高低や抑揚で飼い主の伝えたい言葉を理解しています。叱る時に、高い声で「だめだよ~」「こら~」等の声掛けをしていると、遊んでくれているのだと勘違いしてしまいます。

低い声で、短く一言で怒るようにすると、ハッとして噛むことを辞めます。声掛けは「ダメ」「ノー(NO)」など何でも良いです。

 

また、ご褒美方式のしつけや、懲罰方式のしつけもございます。

ご褒美方式のしつけは、噛まなかった時にご褒美を与えるという方法です。

初めは、一瞬でも構いません。噛まない瞬間があったら、大げさに褒めてあげましょう。

 

懲罰方式のしつけとは、悪いことをしたときに嫌な事が起きるというしつけ方法です。

悪いこと、とはこの場合は噛む行為のことです。

懲罰と聞くと、叩いたり、体罰を連想する方がいるかもしれませんが、絶対に手はあげないでください。懲罰は犬にとって「嫌なこと」で良いのです。

 

噛んだら飼い主に無視される、嫌な音が聞こえる、などの方法を試してみましょう。

関連記事

  1. ドッグトレーニング 子犬 成犬

  2. ドッグトレーニング 水 食事

  3. ドッグトレーニング 叱り方

  4. ドッグトレーニング 目を反らす 

  5. いたずら時、無視が必要なのはなぜ?

  6. ドッグトレーニング 避妊済み