うどん粉病 黒星病 糸状菌 種類 感染ルート

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①バラの代表的な病害虫(うどんこ病、黒点病、アブラムシ、コガネムシ、ダニ類、バラゾウムシ、テッポウムシ、カイガラムシ)ですが、特にうどん粉病と黒点病(黒星病)が発生しやすくなります。

 

糸状菌の種類は、真菌と変形菌に大きく分けられ、さらに真菌は子囊(しのう)菌、担子(たんし)菌、ツボカビ菌、接合菌などに分けられます。

 

②うどん粉病の感染ルートは、土や落ち葉の中に潜んでいる糸状菌(カビ)が風に飛ばされてほかの植物に付着し増殖します。

 

黒星病の感染ルートは葉の表面の皮膜(保護膜)が失われた部分からは黒星病の菌の進入がおこり易くなります。黒星病は葉裏からだけではなく葉の表面からも侵入します。

また、葉裏面からのルートは、気孔の集中する葉裏からも菌の進入はおこります。

降雨による土からの跳ね返りにより黒星病の菌が葉裏に付着し、感染が引き起こされます。

長く黒星病防除の基本はマルチングであるとされています。

敷きワラを施し跳ね上がりを防止するのは、葉裏の気孔などからの菌の進入を防ぐ事を目的としています。

黒星病の菌は土中に潜みます。

土中のバラの葉片などに付着越冬すると考えられています。

これが降雨時に土から飛散し直上の葉裏に付着し感染が起こるとされます。

 

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