メンタル心理カウンセラー うつ 抗うつ 抑うつ

心理カウンセラー講座01
◆該当ページ番号: 16
◆該当行数: 12
◆質問内容: うつ病、抑うつ状態、抗うつ状態の違いについて教えて下さい。
22pの抗不安薬と抗うつ剤の使用法の違いを教えてください。

 

回答

『うつ状態』は心や身体がまいっている(弱っている)状態、本来あるはずのエネルギーが不足している状態。
そして『抗うつ薬』は、その『うつ状態』に対抗する治療薬のこと。
『抑うつ状態』とは、ほぼ『うつ状態』と同じ意味で使います。個人的には、診断書などに『うつ状態』と書いてしまうと、読み手に『うつ病』というイメージに近いような印象を与えてしまうので、『抑うつ状態』と書くことが多いです。
「うつ状態」や「抑うつ状態」は基本的には同じ意味で、明確な基準はありませんが一時的な気分の落ち込みを指しています。

・抗不安剤と抗うつ剤
前者は一般的には“安定剤”とも呼ばれ、不安・緊張やイライラ感を鎮める作用があり、寝る前に服用して眠りやすくする目的でも用いられます。
後者は“うつ病・うつ状態を治療する薬”であり、意欲低下・悲哀感・不眠といったうつの症状を包括的に改善する薬です。

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