幻聴について 自律神経失調症とうつ病の違い 施設症について

A

➀幻聴の症状が頻繁に起こっている場合、心の病気が原因であることがあります。

幻聴がみられる心の病気の中に、PTSD(心的外傷後ストレス障害)があります。

PTSDになるとみられる症状のひとつが、フラッシュバックで、過去の体験が、今現在起こっているように感じることがあります。フラッシュバックが起きているときは、原因となった体験を再体験するため、当時の声や音が聞こえている状態になります。

ですので、幻聴の症状の中にPTSD(心的外傷後ストレス障害)でフラッシュバックが起こっていると考えていただければと思います。

②生活する中で、自分らしく振る舞えずエネルギーが枯渇してしまう状態が続くのがうつ病です。気分の塞ぎ込みが続く、自分が好きだったことが楽しめない、疲れやすく体が思うように動かない、仕事のパフォーマンスが落ちた、眠れない日が続く、食事がおいしくないなどの症状が現れ、「消えてしまいたい」などネガティブなことを考えてしまい、日常生活や学業、仕事にも影響がみられます。そんな中、自律神経の乱れから腹痛・下痢・頭痛・動悸・吐き気・めまいなどの自律神経症状を伴う人もいます。自律神経症状に加え、心の不調サインが出てくる方は多いです。うつ病と診断された場合は、しっかりとうつ病の治療を行う必要があります。

③施設症について。これを避ける対策として地域住民との交流の機会を増やしたりすることが大事です。

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