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【自己概念と経験の不一致状態にあるクライアント】
人は誰しも、自分がどうありたいかという自己概念と現実世界で経験することの食い違い(「不一致」と呼ばれる)に悩んでいるものです。
この食い違いの度合いが大きくなると、不安定な状態や問題行動につながりやすくなると考えられています。
【自己一致】
カウンセラーが感じていることと、クライエントと対する際の言葉や態度が一致しているかどうかということです。
クライエントの訴えや感情を自分のことのように感じて理解し、それを正確に伝えることができたとき、クライエントは自分の内面をもっと自由に経験できるようになることができます。