音楽療法 イメージ誘導法

【質問内容】

イメージ誘導法の行い方がよくわかりません。「変性意識状態で音楽を聴く」という
のは。患者さんに瞑想してもらうという事ですか?

【回答】

イメージ誘導法には、さまざまな方法がありますが、その一つとして「変性意識状態
で音楽を聴く」という方法があります。

変性意識状態とは、通常の意識状態から少し異なる意識状態を指します。例えば、瞑
想や深いリラックス状態などがその一例です。変性意識状態になることで、普段はア
クセスできない潜在意識にアプローチしやすくなり、イメージ誘導法の効果を高める
ことができます。

「変性意識状態で音楽を聴く」とは、イメージ誘導の中で、患者さんにヘッドフォン
などをつけて静かな場所でリラックスしながら音楽を聴かせ、変性意識状態に誘導す
る方法です。音楽には、脳波を変化させる効果があるため、特定のリズムや波形の音
楽を選んだり、瞑想用の音楽を使うことが多いです。

この方法は、瞑想に近いものですが、瞑想とは異なります。瞑想は、静かな場所で安
静に座り、呼吸や心を静め、自分自身に集中することが主な目的です。一方、変性意
識状態で音楽を聴く場合は、音楽に集中することで、患者さんをリラックスさせ、潜
在意識にアプローチすることが主な目的となります。

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