着物 衿合わせ 衣紋 腰ひも

着物 テキスト2 37P

①長襦袢を羽織り、衣紋をにぎりこぶし一つ分抜きます。
おしゃれ着の場合は、こぶし半分程度、礼装や振袖の場合は、こぶし一つ分抜く。
テキストでは、着物の種類に関係無く衣紋はにぎりこぶし一つ分なんですか?

②では、前の衿合わせが喉のくぼみでクロスするようにするが記載されてないですね。年齢によってクロスの位置が違います。

アンダーバストの位置で腰ひもを結びます。
腰ひもではなく胸紐では?

 

 

 

①衣紋について:
一般的には、こぶし一つ分をあけます。これを基本とします。
礼装や振袖の場合はその通りにしたほうが適していますが、おしゃれ着は洋服でいう普段着なので、こぶし半分でも、一つ分でも、好みで構いません。
実際は、ヘアスタイルによってなどでも、姿が綺麗に見えるように調整して着付をすることがあります。

衿合わせに関して:
基本的には喉のくぼみでクロスするようにします。
年齢でも位置をかえることがありますが、清楚感を出したい場合、若々しい印象にしたい場合は、クロスの位置は上気味に、落ち着いた印象や粋な感じを出したい場合はやや下気味であわせることがあります。
①と共通しますが、基本はしっかり念頭に置いて、あとはそのときのTPOによって柔軟に対応出来るように、知識に幅をもたせておきましょう。
◇「腰ひも」という用語です。
腰ひもは、帯結びの時にも使いますが、用語は統一されています。

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