紅茶 テキスト1 19P
ニルギリの説明で、セイロンティーに近い味わいと書かれていますが、セイロンティーの詳細が分からないので教えてほしいです。
①セイロンティーは、スリランカの旧国名『セイロン国』の名称の名残で、インド茶や中国茶のように“スリランカ産の紅茶”の総称となります。ゆえに、セイロンティーにはさまざまな種類があり、産地ごとに異なる風味を楽しめます。
セイロンティーは産地の標高によって、高い順にハイグロウン、ミディアムグロウン、ローグロウンと分けられます。
一般的に標高が高いものは花のような香りにしっかりとした渋味、標高が低いものは香り・渋味が弱めながらも濃厚な味わいとなります。
「ディンブラ」「ウバ」「ヌワラエリア」はハイグロウン、「キャンディ」はミディアムグロウン、「ルフナ」はローグロウンの紅茶です。