行動心理 プラシーボ効果

行動心理 学習テキスト①

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◆該当行数: 6

◆質疑分類: テキスト内容に関する質問

◆質疑内容: 行動心理 学習テキスト①(P12)

●プラシーボ効果の実験

不眠症の患者に「この薬には覚醒作用がある」と伝えて渡した結果、薬は効果を発揮し不眠症が治った

上記のように記載がありますが、「不眠症」である患者に「覚醒作用」があると伝えたら、プラシーボ効果としては「覚醒」効果が出て、不眠症は更に悪化もしくは現状維持だと想像しますが、この場合「不眠症患者」に「覚醒作用」があると本来は覚醒作用のない薬を処方した結果「不眠症が治った」のはなぜでしょうか?

 

プラシーボ効果の実験(ストームズらの実験)では:
患者は、与えられた薬と「覚醒する」という生理的反応を結びつけることによって、不眠が生じても”不眠の原因が自分にない”と感じ、安心して睡眠をとれるようになったのです。
この現象は、実際の生理的喚起と、それを起こしている対象(安眠と覚醒)がうまく結びついていないことを意味します。

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