食育 塩 血圧

食育講座①
◆該当ページ番号: 19~20
◆該当行数: 3
◆質問内容: 一つ目
■塩の摂取と血圧
以前添削で、高血圧予防に適した食生活に記載している方でにんしきしたらいいということはわかりましたが、減塩目標9.0gは減塩になっているのか?という疑問が生まれました。回答と毎日摂取するとしてどこまでの値を減塩や適量、過多(11gは過多と承知済み)なのか詳細も教えていただきたいです。

 

①塩の摂取と血圧
前回のメールでも回答しておりますので、再度記載させていただきます。
テキストに誤植がありましたようで申し訳ございません。
正しい文章は以下の通りです。
食塩摂取量をまず8g以下、できれば6gに抑えます。

1日あたりの塩分摂取量の目標量は2010年から2015年までは男性9.0g、女性7.5gとされていたのですが、食塩摂取量が減少傾向にあることや、高血圧症の予防・治療のためには6g未満が望ましいとされていることから、日本人の食事摂取基準(2015年版)では8.0g、7.0gと設定されました。
最新では以下の通りです。
【WHO世界保険機関の「食事摂取基準」】・・・5g未満
【厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」】(20年版)では
男性・・・・7.5g未満
女性・・・・6.5g未満
高血圧・人工透析患者の方の目安:6g未満
腎臓病患者の目安:3~6g未満
を目指しています。

日本人の食文化は醤油・味噌汁・漬けもの、など塩分の摂りすぎになりやすく、
平均で 1 日 11gの塩分を摂ってしまっています。この摂取量を毎日となれば過多です。
WHOのガイドラインでは食塩相当量の摂取量を1日当たり5g未満に抑えることが推奨されていますが、醤油や味噌に馴染みのある日本人は、やや世界の基準値を上回った数値で設定しています。3g以下の摂取量が続けば不足することとなります。

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