消化→タンパク質を細かく消化してくれるハサミ(消化酵素、ペプシンやトリプシンなど)もアミノ酸からつくられます。
そのため、タンパク質が足りない人ほど消化酵素も足りなくなり、
タンパク質を消化しにくくなる悪循環に陥ったりします。
吸収→食べたタンパク質は、ハサミ(消化酵素)で切られて小さなペプタイドやアミノ酸に分解され、吸収されます。
代謝→エネルギー源として使われたり、脂質/糖質の合成、アミノ酸の合成など、本来のタンパク質の役割とは異なる用いられ方をします。
このようにタンパク質は、アミノ酸→タンパク質(同化作用)、タンパク質→アミノ酸(異化作用)の形で、繰り返し相互変換を行っています。
タンパク質の過剰摂取とは?
■タンパク質の過剰摂取
タンパク質を摂りすぎるとその分多くの窒素を尿に変換しなければならなくなります。
そのため肝臓や腎臓にかかる負担が普段よりも大きくなり、
内臓疲労を引き起こしてしまう可能性がございます。
タンパク質不足とは?
■タンパク質不足について
筋力などが衰えるだけでなく、体の機能低下を引き起こし、
体調を崩しやすくなる可能性が増すと考えられています。
筋肉や骨、臓器、髪の毛、爪など体づくりに使われる重要な栄養素ですが、
不足していると体の中でその栄養素を補い、必要な場所に使われるということがあるため、
すぐに症状としては現れないのが特徴です。