適応障害 過剰適応

A

心身症が現れやすい特性として、「過剰適応」があげられます。

「過剰適応」とは、ある環境に合うように自身の行動や考え方を変える程度が度を超えている状態です。

模範的な良い子で、自分の本当の感情を抑え、人から頼まれると断れずに気を遣う、真面目で頑張り屋のタイプの方に多いと言われています。

内的な感情や欲求を抑えて周囲の期待に応えて過剰な適応努力を払うことによってストレスが生じやすくなります。

 

「適応障害」とは、自分のまわりの社会環境にうまく適応することに失敗し、ストレスを抱えることによって、心と身体の両方に様々な症状があらわれてくる状態です。

ある環境に適応しようとするが、心因ストレス反応を起こしてしまい、上手く適応することに失敗した状態です。

入学・就職・引っ越し・結婚など、身の回りの環境が変化した際にうまくいかないと、それぞれ登校拒否や不登校、職場不適応、家庭では別居あるいは離婚などといった形で現れます。

関連記事

  1. 抗不安薬・抗うつ薬 どういった症状の時に使用する?

  2. メンタル心理ヘルス ログセラピー

  3. メンタル心理ヘルスカウンセラー 統合失調症 年齢

  4. 家族をカウンセリングしたい

  5. 心身症と自律神経失調症の違い 症状の一部は一緒

  6. 心理カウンセラー 在宅訪問 チーム結成 24時間体制 訪問時の支援