行動心理、ラベリング理論

◆テキスト名: 行動心理 学習テキスト01
◆該当ページ: 20
◆該当行数: 11
◆質疑内容: その行動をしただけである、または本人だけがその行動をしたと思っているのでは、犯罪や非行にならないのです。と記載してありますが、その「行動」をしたのであれば法律違反に該当し、犯罪にあたるのではないでしょうか。

【回答】テキストに「万引きやひき逃げなどの行動は社会や集団が逸脱行動とみなすから犯罪や非行になるのです」とあるように、その行為自体はさておき、その行為がどのようなものかは、社会や集団がラベリングしてはじめて善にも悪にもなり得るのです。
たとえば瓶の中に水が入っていたとします。水であるという事実は普遍的な事実です。でもその水を美味しい水かそうでないかは飲んだ人(社会、集団)が決めるのです。

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