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【ファイル名】
ハウクリ テキスト01 21、35ページ
①半樹脂ワックスのリノリウム系床材とはどのような素材でしょうか?
②畳の汚れについて、皮脂を雑巾がけでふきとる掃除について
皮脂汚れを落とすのは反対の性質の弱アルカリ性と思いますが、こちらでは酸性のお酢を使っています。
酢に皮脂を溶かすチカラはあるのでしょうか?
ドレッシングを作る時も酢とオイルは混ざりません。
かといって重曹やセスキなどは畳を変色させてしまうことは理解しています。
下に補足があるように黄ばみ予防や殺菌効果に限ったアプローチという解釈でいいのでしょうか。ここ分かりにくかったので回答をお願いします。
③ビニール製と樹脂性って何が違いますか?
【回答】
これらの材料が圧縮され、布またはジュートの支持体に接着されています。
リノリウムは耐久性があり、抗菌性があるため、学校や病院など公共の場所にもよく使用されます。
半樹脂ワックスは、このリノリウム床のメンテナンスに適しており、床を保護しつつ美観を保持するのに役立ちます。
② 通常、皮脂などの油性汚れは弱アルカリ性の洗剤で落とすのが一般的です。
しかし、お酢(酢酸)には弱い酸性があり、皮脂を完全に溶解するわけではありませんが、畳に使用する際の利点は、他にあります。
お酢は畳の色を保つ効果があり、また、畳に含まれるタンニンと反応して皮脂汚れの付着を抑える可能性があります。
さらに、抗菌作用や防臭効果も期待できるため、畳の維持には非常に有効です。
このため、畳の清掃では、皮脂を完全に取り除くことよりも、畳を保護し維持することが重視されるのです。
③ 「ビニール製」という表現は通常、ポリ塩化ビニル(PVC)などの合成プラスチック材料を指します。
これに対して「樹脂性」というのは広範囲にわたる合成樹脂を指すことが多く、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル樹脂、ウレタン樹脂など、様々な種類の合成樹脂が含まれます。
ビニールは特定の種類の樹脂であり、特に柔軟性や耐水性に優れているため、防水材やフローリング材によく使用されます。
一方で、樹脂性の素材はそれぞれ異なる特性を持ち、用途に応じて選ばれます。
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