食育 エネルギー産生栄養バランス  飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違い L-アルコルビン酸 L-デヒドロアスコルビン酸 

【ファイル名】
食育 テキスト02_5,12,40ページ

【質問内容】
質問①
エネルギー産生栄養バランス、タンパク質、脂質、炭水化物(アルコールを含む)とそれらの構成成分が
総エネルギー摂取量に占めるべき割合(%エネルギー)という意味が難しくてわかりません。具体的に教えて下さい。

質問②
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違いは何ですか?
また、どちらも取った方がよい脂質ですか?どんな食べ物に多いですか?

質問③
パン作りで食品添加物として、ビタミンCである、L-アルコルビン酸を使うのですが、
テキストの還元型アスコルビン酸や酸化型のL-デヒドロアスコルビン酸と同じですか?違いがありましたら教えて下さい。

【回答】
質問①
「エネルギー産生栄養バランス」とは、三大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物が、摂取した食品から得られるエネルギー全体の中で、それぞれどれくらいの割合を占めるのが適切かを示すものです。

例えば、「タンパク質は13~20%エネルギー」といった指標が示されています。
これは、摂取した食品から得られる総エネルギーのうち、13~20%はタンパク質から得られるように摂取するのが望ましい、という意味です。

質問②
飽和脂肪酸の特徴:炭素鎖に二重結合がない、室温で固体になりやすい、動物性脂肪に多い、過剰摂取はLDLコレステロールを増加させ、動脈硬化のリスクを高める可能性がある

不飽和脂肪酸の特徴:炭素鎖に二重結合がある、室温で液体になりやすい、植物性脂肪に多い、LDLコレステロールを低下させ、HDLコレステロールを増加させる働きがあり、動脈硬化の予防に役立つ

どちらも必要な脂質ですが、飽和脂肪酸は過剰摂取に注意が必要です。
不飽和脂肪酸の中でも、特にn-3系脂肪酸とn-6系脂肪酸は体内で合成できないため、積極的に摂取することが推奨されています。

質問③
パン作りで使用されるL-アスコルビン酸は、テキストで説明されているビタミンCと同一のものです。

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