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◆テキスト名: トレース課題
◆該当ページ番号: 建築施工図③基礎伏図
◆該当行数: ④〜⑥通り
◆質問内容: ・④〜⑥通りにある波線で示されたサジ筋穴明けとは何ですか?
・同じ通りにある寸法線の 2,300φ22@200など の意味は何ですか?
・柱番号C4などの下に示されている1000×1300のサイズは何を示していますか?
・各柱にあるT字型のものは鉄骨だと思うのですが、厚みや長さは三角スケールを当てれば良いですか?
・この図面は建築施工図②床伏図と同じ建物の施工図ですか?
・コンクリート躯体図は杭伏せ⇨基礎伏せ⇨床伏せの段階順にレイヤグループを分けて描き上げていくイメージでよろしかったでしょうか?
回答
波線は、「サシ筋穴あけ」の誤表記と思われます。申し訳ございません。サシ筋=差し筋のことで、建物を一体化させるためにすでにあるコンクリートに対して鉄筋を打ち込む施工のことを言います。
「2,300φ22@200」は、差し筋穴あけの仕様で、寸法距離2300、直径22mm、間隔200mmに穴を開けることを指します。
柱番号野分にある1000×1300などのサイズは、柱の有効断面寸法を示しています。一部壁仕上げ位置の関係で、寸法よりも広い場所もあります。
各柱に表示されているT字型は鉄骨です。トレース時はスケールで測定してください。
この図面は「建築施工図②床伏図と同じ建物」ではありません。
コンクリート躯体図、とは施工図を示すものとしてお答えすると、ご記載の通り同一ファイルで作図する際には、図面種類別、つまり杭伏図、基礎伏せ図、床伏図のようにレイヤグループを分けると後でわかりやすいです。