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◆テキスト名: トレース図面
◆該当ページ番号: 建築施工図④屋根伏図
◆該当行数: 図面全体
◆質問内容:
・この図面は周囲を腰壁で囲まれた、図面の上下方向に+100レベルから1/50の緩やかな傾斜がある平らな屋根で良かったですか? 形がイメージできると描きやすいです。
・屋根の下にある破線は何を示していますか?
・2種類ある符号が表現している内容は?
・三角の塗り図形は何ですか?
・パラペットにある外側に向かっている矢印は何ですか?
図面が示す屋根の形は、ご記載のとおりです。
屋根の下に位置する破線は、屋上スラブ下部の梁を示しています。
2種類ある符号は、構造種別とその寸法を示しています。
●四角形で囲まれたものはスラブを示し、上段は天端レベル、中段はスラブの種別、下段はスラブの厚さを示しています。
●直線と半円で囲まれたものは梁を示し、上段は梁幅、中段は梁の種別と天端レベル、下段は梁せいを示しています。
三角の塗記号はSUS丸環で、外壁点検やガラス清掃の際に用いるゴンドラのロープを固定するための金具です。
パラペットの外側に向かっている矢印は、水抜き穴となります。