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カウンセリングでは、初期段階・中期段階・後期段階と3つの段階を踏んでいき、悩みを聞いていきます。
初期段階
まずは、相談者が落ち着いて悩み事を打ち明けられるように、心の壁を取り除いていきます。
中期段階
打ち解けてきたら、問題ごとにより深く内容を掘り下げていきます。相談している内容だけはなく、相談者の人生背景や人間性も注意深く観察し、どういう問題があるのかを専門的に分析してきます。どう変わりたいのか、変わる意思はあるのかなどを話の中から洞察することで問題解決の糸口を探ります。対話を重ねていき、悩みをどのように解決していけるのかを一緒になって考えていきます。
後期段階
最終的には相談者が自信をもって日常へと戻っていくことが理想的です。カウンセリングを終え、相談者がカウンセラーとの別れで不安にならないように関わっていきます。
■家族を友人や知人はカウンセリングすることは出来きますが、冷静な判断がしにくくなる場合がございます。
家族、友人、知人ということは、日常生活において何らかの関わりがあり、そこに関係性が存在します。
カウンセリングは日常生活から離れた特殊な場です。
日常での関係が無く、日頃のしがらみが無いからこそ、比較的何でも話せます。
カウンセリングの場で話したことが、日常生活の関係に影響するとしたら、それを考えながら話さなければならず、自由に話すことが中々出来ません。
特殊な守られた場所だからこそ、カウンセリングは成立します。