夫婦家族心理 年代別の心理状態 カウンセリングが必要 再構築 再婚

夫婦家族心理講座02 48(6) 54(8) 60(4)

【質問内容】

① 年代別で心理状態が変化し、子から親へのアクセスのしづらさが壁になっている
と感じます。10、20代それぞれ心理的和解を含め、ただ話す機会を設けるだけではう
ち解けるのは難しいと思いますが、どの様に解決すべきですか?

② 再構築する時点で、子供のメンタルがボロボロになっている為、表面でわからな
い部分はあるかと思いすが、そういった部分への配慮はどのようにしていくべきで
しょうか?

③ 元夫婦同時で再婚を考えるのは、どのような理由で再度同じベクトルを向くこと
になるのでしょうか?
【回答】

① 子から親へのアクセスのしづらさや心理的な壁がある場合、以下のアプローチが
役立つかもしれません。

コミュニケーションの改善: 双方が心を開き、お互いに理解し合うためには、オープ
ンで包容的なコミュニケーションが重要です。信頼関係を築くために、定期的な対話
の機会を設け、互いの気持ちや思いを共有することが大切です。相手の意見を尊重
し、受け入れる姿勢を持つことで、心理的な壁を解消することができます。

傾聴と共感: 子からの発言や感情に真摯に耳を傾け、共感することが重要です。相手
の気持ちを理解しようとする姿勢を示し、受け入れることで心の距離を縮めることが
できます。相手が話したいことに対して適切なフィードバックを提供し、サポートを
することも大切です。

専門家の支援: 心理的な壁が深刻で解決が難しい場合は、専門家の支援を受けること
を検討してください。心理カウンセラーやファミリーサービスなどの専門家は、家族
の関係改善において役立つアドバイスや手法を提供してくれます。

② 再構築の過程で、子供のメンタルがボロボロになっている場合、以下の点に配慮
することが重要です。

サポートの提供: 子供の心の健康を優先し、必要なサポートを提供することが重要で
す。心理カウンセリングや心理療法を受けることで、子供が自己を再構築し、適切な
支援を受けることができます。

安定した環境の提供: 子供にとって安定した環境を整えることが大切です。安全で支
えられる場所や、信頼できる大人の存在が子供の回復を助けます。日常生活のルー
ティンや安定したルールの設定も重要です。

感情の受容と理解: 子供の感情を受容し、理解することが重要です。彼らが感じる不
安や怒り、悲しみなどの感情を尊重し、表現する場を与えることで、子供は自己の感
情を受け入れ、癒されることができます。

③ 元夫婦が再婚を考える理由は人それぞれですが、以下のような理由が考えられま
す。

共通の価値観や目標: 元夫婦が再び同じベクトルを向く理由の一つは、共通の価値観
や目標を持っているからです。結婚生活を再構築する上で、お互いが似たような人生
のビジョンや理念を持っていることは重要です。

成長と変化: 離婚後、元夫婦がそれぞれ成長し、変化を経験した後に再び結婚を考え
る場合もあります。お互いに学んだ教訓を生かし、新たなスタートを切ることで、前
回の問題を克服しようとする意欲が生まれることもあります。

子供のための安定と幸福: 再婚が子供たちの安定と幸福につながると考える場合もあ
ります。元夫婦が再婚し、一緒に幸せな家庭環境を作ることで、子供たちにとってよ
り安定した生活や親の愛情を提供できると考えるからです。

ただし、再婚を考える場合は慎重な検討が必要であり、再婚に向けた十分な準備やコ
ミュニケーションが不可欠です。相手との関係を再評価し、前回の問題点や課題に向
き合い、改善を図ることが重要です。

関連記事

  1. 夫婦家族心理 加害者 DV

  2. 夫婦家族心理 アルギニン、オルチニン、ビタミンB6

  3. 共依存 加害者 被害者 ブランケット症候群 

  4. 夫婦家族心理 カウンセリング

  5. 夫婦家族心理 DV

  6. 夫婦家族心理 DV